色が変わる不思議な宝石 アレキサンドライト
2012/11/19(月)カテゴリー:勉強会
上記の指輪にはどれも綺麗な宝石があしらわれていて、それぞれがとても希少な宝石ばかりです。
ですが、この中で一つだけその時々で色が変わる面白い宝石があります。
それがこのアレキサンドライトと呼ばれる宝石です。
この石は昼間の日光や蛍光灯の明かりの下では青系の色で、ろうそくや夕暮れのような赤みの強い光の下では赤系の色に変化します。
ちなみに上記の画像は蛍光灯の下でのアレキサンドライト(少し暗いですが青系の色です)
そして下記の画像がペンライトで照らしたアレキサンドライト。赤紫系の色へと変化しています。
(実際に見るともっと赤みが強いのですが、写真の腕がなくて申し訳ありません・・・。)
鮮明な青から鮮明な赤へといった具合に、色の変化がハッキリしているほど価値がグンと上がり、大きくて色変化がバッチリ出るアレキサンドライトはそれでけ希少価値が高いので、市場に出回ることは滅多にありません(合成ならよく見ますが・・・)。
ちなみに猫の目の様な反射をするキャッツアイと呼ばれる宝石とアレキサンドライトは同じ鉱物種(クリソベリル)なのですが、カラーチェンジをするキャッツアイはアレキサンドライトキャッツアイ(そのままですね)と呼ばれ、広く宝石を収集している方でもなかなか手に入らない程希少な物らしいですよ。
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